
社員紹介
ステークホルダーと真摯に向き合い
構築した信頼関係が、
不動産戦略の要
T.F.
CRE業務部
2006年入社。管理部(現:ファシリティ・マネジメント部)に配属となり、本社や店舗のファシリティマネジメントを担当。現在はCRE業務部で所有不動産の開発業務、再開発関連業務、物件の賃貸借契約業務などに従事している。
企業不動産のスペシャリストであり
野村グループへの深い理解者
CRE業務部では、賃貸借契約や売買契約、テナントビルの管理、所有不動産の建て替えや再開発のための企画立案、さらには近隣との折衝、日常的なオーナー対応といった業務を含め、幅広い業務をカバーしています。「建築・設備」の領域を担当するのがファシリティ・マネジメント部やITサポート部なら、私たちCRE業務部が担当するのは「不動産」の領域。原則的に野村グループの全物件は、当社が所有、または外部から賃借していますが、野村グループの不動産が有効に活用されるか否かは、私たちの腕にかかっていると言っても過言ではありません。物件を選定するにしても、オーナーとの折衝をするにしても、野村グループのことを深く理解した私たちだからこそ、他社にはまねできないパフォーマンスを発揮できるのだと自負しています。
粘り強く誠意を示し、
交渉を重ねる
その先に生まれる
信頼関係が財産
物件のオーナーは、個人の場合も法人の場合もあり、その規模やバッググラウンドはさまざまです。そのうえ、不動産の業界では、数十年単位の長期間にわたって取引関係が続いていることも珍しくありません。こうした多様な相手先とコミュニケーションを取り、互いの要望を調整するところに、この仕事の巧拙が表れます。相手に関心を持ち、知り、好きになる。そして好きになってもらう。しかしなれ合いではなく、ビジネスパートナーとして、お互いの信頼関係を維持・向上させていかないといけません。特に強く印象に残っているのは、ある個人オーナーと解約の交渉を行ったときのこと。足しげくオーナーのもとに通い、半年以上をかけて納得いただけるまで協議を重ねました。非常にタフな案件でしたが、そのプロセスによって互いの距離が縮み、双方が満足するような結論が得られたときは、感慨もひとしおでしたね。信頼関係を築くことこそ、この仕事の醍醐味に違いありません。

グループ内で培った経験や知識を磨き
その先のお客様にも届ける
野村グループのインハウスとして、主にグループ向けの業務を行っている当社ですが、今後はグループ内にとどまらず、野村グループのお客様にサービスを提供していく事業も活発化していくのではないでしょうか。グループ内で培ってきた不動産関連の技術や知識をブラッシュアップし、不動産情報の提供やマーケット分析、さらにはコンサルティング業務にまで、より広く発展していくような未来展望を描いています。そのためには今何が必要なのかを考えているところです。私の場合、10年以上にわたり、ファシリティマネジメントに携わり、現在はCRE業務に携わっています。この両方の知見を持ち合わせていることは今後の強みになっていくと考えています。目下、不動産鑑定士の資格取得のために勉強中ですが、さらにはコンサルティングスキルも磨きながら、不動産業務の躍進に貢献したいと考えています。

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入社1年目
基礎を身に付ける
管理部で野村證券本社と支店店舗の
ファシリティマネジメントを担当。
具体的には新店舗の開設や店舗改装、
レイアウト変更など。 -
入社7年目
大型プロジェクトに参加
新宿野村證券ビルの建て替えプロジェクトに
参加。ファシリティマネジメントの経験と
知識を生かしながら、 自社ビルの建て替え
メンバーに。大手ゼネコンとともに
企画・設計から一通りを担当する。 -
入社11年目
不動産分野への挑戦
CRE業務部で所有不動産の開発業務、
再開発関連業務、野村グループが使用する不動産の賃貸借、賃貸人とのリレーション、所有不動産のテナントリーシング、CRE戦略の立案などを担当。現在に至る。
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08:40
出社
情報収集、部下の業務進捗状況の確認など -
09:00
他部署との情報共有
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10:00
取引先へ出かけて打ち合わせ
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13:00
共同事業体との打ち合わせ
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16:00
契約書チェックや社内稟議書を通すための資料作成
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17:00
メールチェック、
部下からのフィードバックなど -
19:00
退社
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休日は何をしていますか?
第2子が生まれたばかりなので家族で過ごすことが多いですね。たまに行く家族旅行が楽しみです。
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最近ハマっていることは?
もともとサッカーが好きで、試合観戦を楽しみにしています。最近はスタジアムには行けていませんが、
それまでは地元のJリーグのクラブのサポーターとして遠征もしていたほど。
子どもが大きくなったら一緒に応援に出かけることが夢のひとつですね。 -
あなたが考える野村プロパティーズらしさとは?
優秀な人材が集まり、金融という社会インフラを支えている。
社会貢献に対する意識が高いところでしょうか。 -
座右の銘やモットーは?
「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」です。
マラソンの高橋尚子さんが恩師から贈られた言葉です。 うまくいかないときも自分が今できることを
確実にやっていくこと、地道な努力の積み重ねの大切さを教えてくれました。
2022年7月時点